エネット(東京都港区)は5月29日、北九州市で自治体や企業のEVシフトを推進する新たなソリューションの共同実証を始めると発表した。北九州市、北九州パワー、NTTスマイルエナジーの3者と連係して実施する。このため4者は「環境・SDGsに関する連携協定」を締結しており、その一環として今年6月~2021年3月の期間、市内の北九州市エコタウンセンターで実証を行う。この実証では、▽再生可能エネルギー(再エネ)発電量を安定化するためのアルゴリズムの開発・評価、▽太陽光発電設備の発電量、電力市場の情報などを解析し、最適な充電制御で充電コストを抑制するアルゴリズムの開発・評価、▽第三者保有モデルの導入による環境負荷削減効果と電気料金への影響を検証、▽太陽光発電設備とEV充電器を接続し、停電時も利用可能な充電インフラの構築、▽車両管理プラットフォームによる車両運用の効率化・高度化--などを検証・確認する。将来的には、今回の実証で得られた知見・技術を応用し、地域での充電コストの低減や環境負荷削減への貢献を目指す。
2019/05/31 ニュース
エネット、北九州市でEVの充電コスト最小化などを検証
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