2019/05/29 ニュース
神奈川県、自家消費型太陽光発電設備に最大3000万円を補助

 神奈川県は5月24日、「自家消費型太陽光発電等導入事業」の補助申請受け付けを始めた。県は予算として7950万円を確保しており、12月20日まで募集する。同事業は、自家消費型の産業用太陽光発電設備などを導入する法人に、導入経費を一部補助するもの。FIT制度を活用せず、発電した電力は自家消費する太陽光、風力発電設備を導入する案件が対象となる。太陽光発電設備は発電出力が10kW以上であること、風力発電設備は単機出力が1kW以上が条件。補助額は、設備設置費用に3分の1を乗じた額で、太陽光発電設備の場合は、出力1kW当たり9万円を乗じた額となる。ただし薄膜太陽電池の場合は、1kW当たり20万円を乗じた額で、いずれか低い額を補助する。なお、企業の場合は上限額が3000万円となっている。申請は、交付申請書と必要書類を県産業労働局産業部エネルギー課(〒231-8588横浜市中区日本大通1、TEL:045-210-4101)に郵送する。