2019/05/27 ニュース
九都県市首脳会議、国に水素社会の構築など要望

 埼玉県、千葉県、東京都などで組織する九都県市首脳会議は5月22日、経済産業省、国土交通省、環境省に要望を実施した。水素社会を実現するための着実な行動を求めたもの。要望の骨子は、▽水素ステーションの着実な整備、既存の水素ステーションを燃料電池バス対応化するなどの、水素ステーション設置・運営に係る補助制度の継続・運用の緩和、▽高圧ガス販売事業者の義務見直しや保安監督者に関する保安体制の合理化など、水素ステーションに係る規制緩和の更なる推進、▽燃料電池バスの導入で、補助率を車両本体価格の半額にするなど燃料電池バスの普及促進の支援、▽燃料電池技術を活用した新製品を開発するメーカーへの支援など、燃料電池の用途拡大・燃料電池技術への支援--となっている。