四国電力は5月22日、家庭に設置された電気給湯器の湯沸かしに、太陽光発電設備の電力を用いる遠隔制御試験を実施すると発表した。グループ会社の四国総合研究所(四国総研)と共同で、香川県内高松市と中西讃地区の個人顧客40軒を対象に実施する。試験では、電気温水器やエコキュートを設置している家庭に、気象予報からの太陽光発電量予測に基づき、電気給湯器の運転を一部翌日の昼間にシフトさせる。通常、夜間に行う電気温水器やエコキュートの沸き上げ運転を一部シフトすることで、太陽光発電電力の有効活用をと電力の需給安定化につなげる。また、四国総研が開発したデマンドレスポンス技術とその効果を確認し、顧客の利便性への影響も評価する。両社は、モニターになった家庭に今夏から制御機器を設置し、今秋から約1年間の予定で、準備が完了したモニター宅から順次実証試験に入る。
2019/05/29 ニュース
四国電力、給湯器の電源に太陽光電力を使用する実証試験を実施
2019/05/27
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