2019/03/14 ニュース
KDDI、ドローンでの風力設備監視サービスを6月に提供

 KDDIは3月6日、発電事業者などにスマートドローンを用いた風力発電設備の点検・監視サービスを提供すると発表した。スマートドローンとは、同社の通信ネットワークを利用し、長距離飛行と安全な運用が可能なドローンを指す。このサービスでは、風力発電設備の周囲をドローンが撮影し、位置情報・高度情報を元にデータ管理、レポートまでを自動的に行う。このサービスで点検作業の効率と安全度を大幅に向上させるという。スマートドローンを用いたサービスには、このほかにも鉄塔点検など計5種類があり、6月から順次提供を開始する。アンライセンス通信や、同社の4G LTEのモバイル通信にも対応しており、クラウドとの連携、遠隔監視と制御をスムーズに実現する。