2019/03/14 ニュース
日本製紙、不採算でバイオマス発電事業計画の検討を中止

 日本製紙は2月28日、秋田工場(秋田市)で計画していたバイオマス発電事業の検討を取りやめると発表した。検討の結果、十分な事業性が見込めないと判断したことが理由という。計画では、秋田工場の敷地内に出力112MWのバイオマス専焼発電設備を建設・運営する計画だった。このため、2016年1月に「日本製紙秋田工場発電事業計画に係る環境影響評価書」を秋田県に提出。2017年2月には、FIT制度の設備認定も取得していた。