丸紅は2月20日、ブロックチェーン技術を用いる電力取引の実証実験を始めると発表した。実験では、同社が保有する複数のグループ施設と丸紅新電力の顧客にブロックチェーン機能搭載メーターを設置する。同時に同社の発電設備にもメーターを設置し、発電された電力を、電力消費者がバーチャル市場経由で購入したい価格を専用モバイルアプリで設定・購入することを模擬的に実施する。実証実験は米国のLO3エナジー(本社・ニューヨーク州)と共同で実施する。LO3エナジーは、ブロックチェーン技術を活用した電力取引プラットフォームを開発・構築してきており、オーストラリアで導入実績を持つ。今回は分散型電源から発電された電力と電力消費者などとの取引に、どの程度ブロックチェーン技術が適しているかなどの点を見極めるため実施される。
2019/02/28 ニュース
丸紅、米企業と電力の電子取引で実証試験に着手
2019/02/28
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