2019/02/12 ニュース
国内のバイオマス発電案件増加などで受注高43%増に TOYO

 東洋エンジニアリング(TOYO)が2月8日に発表した平成31年3月期第3四半期連結決算によると、同期の業績は売上高2240億5400万円(前年同期比14.9%減)、営業利益5億7300万円(前年同期は230億6300万円の営業損失)、経常利益37億8900万円(209億9300万円の経常損失)、当期利益14億5300万円(237億2800万円の当期損失)と、前年同期比で赤字から脱却した。同期は富山バイオマス発電所、米子バイオマス発電所などのバイオマス発電案件、夢前メガソーラーなどを受注し、全社での受注高は2055億円(42.9%増)と大幅に増加した。売上高(完成工事高)は、タイ向けの天然ガス焚きコジェネレーション発電設備などが進捗したが、結果的に減収となった。利益面では、持分法適用会社の収支が改善し、投資利益25億円を計上したことなどで増益となった。通期は全社で売上高3000億円(10.6%減)、営業利益20億円、経常利益25億円、当期利益10億円と依然減収となる見通し。