2019/02/12 ニュース
事業用・自家用火力の工事売上高が増加し増収に 太平電業

 太平電業が2月8日に発表した平成31年3月期第3四半期連結決算によると、同期の業績は売上高689億4700万円(前年同期比20.6%増)、営業利益33億1500万円(24.3%増)、経常利益37億300万円(32.8%増)、当期利益24億700万円(22.5%増)の増収増益となった。同期の建設工事部門は受注高181億4600万円(54.5%減)売上高244億3100万円(52.7%増)、セグメント損失7億6200万円(28,273.1%減)と受注面が振るわなかった。事業用火力発電設備工事、自家用火力発電の設備工事と製鉄関連設備工事が減少したことが原因という。売上高は、事業用・自家用火力発電の設備工事が増加し増収となった。補修工事部門は、受注高473億200万円(0.5%増)、売上高445億1500万円(8.2%増)セグメント利益63億7500万円(27.6%増)と増益を確保した。受注県で事業用・原子力発電の設備工事が減少した一方、自家用火力発電の設備工事が増加し、部門全体として増加した。売上高も、事業用・自家用火力発電の設備工事と製鉄関連設備工事が増加し増収だった。通期は全社で売上高967億円(18.8%増)、営業利益63億9000万円(79.3%増)、経常利益69億円(101.6%増)、当期利益45億8000万円(100.2%増)と大幅な増益を見込む。