資源総合システム(東京都中央区)は2月5日、昨年の太陽光発電設備導入量が全世界で98GW超になったと発表した。同社が1月末時点で分析した速報値で、同社が加盟するPVマーケット・アライアンスと共同で分析した数値という。主な各国での動向は、まず米国、日本、インドの3か国で約26GW分の設備が導入されている。この導入量は、2017年とほぼ同水準だった。欧州では、ドイツとオランダを中心に市場が拡大し、導入量は約8.5GW分を記録した。このほかオーストラリアやアラブ首長国連邦(UAE)などの中東諸国、ブラジルなどの中南米諸国では約19.5GW分を導入した。一方、中国は昨年政府が太陽光発電案件の増加を抑制する政策を発表したため、導入量は53GW分から44GW分(前年比約17%減)となった。中国以外での導入量は54GW(20%増)で、世界での累積導入量は500GW分以上になったと見られている。同社は中東、中南米、欧州で導入が引き続き増加すると見ており、今年の世界全体の導入量は120GWに達する可能性があるとしている。
2019/02/08 ニュース
昨年の太陽光設備導入量が世界で約98GWに 資源総合システム
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