2019/01/15 ニュース
十日町市、市の温泉を活用する地熱発電事業者を公募

 新潟県十日町市は1月8日、市有の源泉施設「松之山温泉鷹の湯3号源泉」を活用した地熱発電事業者を募集する予定であると発表した。2月上旬から応募を受け付ける予定で、事業期間は15年間とされる。平成28年3月に策定した「十日町市第二次総合計画」に基づき、再生可能エネルギーの創出を拡大する一環として公募する。事業者は公募型プロポーザル方式で選出する予定で、▽発電設備の運営実績、▽源泉設備使用料の提案額、▽余剰温泉熱の活用方法の提案--などを審査して事業者を決定する。市が昨年7月に実施した蒸気測定調査からの試算によると、最大発電量は230kW~280kWと見込まれている。