2018/12/26 ニュース
世界風力会議など、来年4月に台湾でオフショア風力サミットを開催

 世界風力会議は現地時間の12月21日、2019年4月24・25日の両日、中華民国(台湾)で「グローバル・オフショア・ウィンド・サミット」を初開催すると発表した。25日のサミットは、台湾経済部と交通部の推薦を受け、世界風力会議とEuropean Chamber of Commerce Taiwan(ECCT)が共催する。24日は会合に先立ち、風力発電業界の関係者と台湾行政院高官の円卓会議、晩餐会が開催される。今回の会合は、再生可能エネルギーの利活用の動向などを踏まえ、同国と他の新興オフショア市場との関連、最新の技術動向などが紹介・議論される見通し。アラステア・ダットン・世界風力会議グローバルオフショア風力タスクフォース議長は、「同国は新しいオフショア風力市場が、どうすれば強力な投資を呼び込めるかを示す意味で指導的な立場にあった。しかし、急速な成長はそれ自体の問題もあり、その経験は同国同様に成長を目指す他の市場にとっても教訓を生み出している」と、同国で会合を開催する意義を示唆している。同国は、2025年までにオフショア風力発電で5.5GW規模の発電容量を確保したい意向。