日産自動車と住友商事は11月20日、電気自動車(EV)の新たな二次利用の可能性を検討するため、10月1日付で「EVカスケードリユース推進協定」を締結したと発表した。この協定には住友三井オートサービス(東京都新宿区)も参加する。協定では、中古EVやバッテリーの二次利用方法を事業モデル化し、EVを活用する「カスケードリユース」の確立を目指す。一定残量以上の電池パックは、定置型の蓄電池として再使用できるほか、EVバッテリーは、モジュール単位で再製品化し、電池として再利用できる。このため3社は、個々のEVやバッテリーの能力を検証し、その能力に応じて二次利用することで、より長期間の利用を目指す。3社は10月に、この協定に沿って千葉市内の工場に構内車として「日産リーフ」のリユース車両22台を納入している。このうち2台は、フォーアールエナジーが再生したバッテリーを搭載している。
2018/11/21 ニュース
日産・住商、中古EVの完全二次利用などで協働
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