2018/11/21 ニュース
三菱重工グループ、フィリピンにディーゼル発電設備をを2基納入

 三菱重工業は11月20日、グループ会社の三菱重工エンジン&ターボチャージャ(神奈川県相模原市)が、フィリピンでディーゼル発電セットMitsubishi Generator Series2基を納入したと発表した。三菱重工エンジン&ターボチャージャのフィリピンでの販売・サービス拠点MHI Engine System Philippines, Inc.が、フィリピンの小売大手SM Prime Holdings, Inc. に納入したもの。新設備は、同国レイテ島西海岸に位置するオルモック市に開業した商業施設「SM Center Ormoc」に設置された。納入した設備の出力は約1400kWで、相模原市で製造したディーゼルエンジンに、フィリピンやベトナムの同社グループ会社が製造した発電機・周辺機器を組み合わせて製造された。この発電セットは、島嶼部など、大規模な発電設備の建設が困難な地域で分散型電源として利用されているほか、建物の非常用電源としても活用されている。