2018/11/19 ニュース
JR九州、唐津変電所に容量1MWの蓄電池を導入

 九州旅客鉄道(JR九州)は11月15日、20日付けで筑肥線唐津変電所(佐賀県唐津市)に、東芝インフラシステムズ製の電力貯蔵装置を導入すると発表した。この装置は、設備容量1000kWのリチウムイオン電池などで構成される。具体的な用途は、電車が減速するときに発生する回生電力をこの電池に一時的に貯蔵し、電車を走行させるための電力に再利用する。このことで、運転時の電力使用量を削減できるという。また同社は、大規模な停電時に、駅間に停車した列車を最寄り駅まで移動させる電源に活用することも想定している。