2018/11/19 ニュース
省エネ事業の不振などで通期も利益計上できず 省電舎HD

 省電舎ホールディングスが11月14日に発表した平成31年3月期第2四半期連結決算によると、同期の業績は売上高5億2800万円(前年同期比52.5%増)、営業損失1億1600万円(前年同期は1億4700万円の営業損失)、経常損失1億1300万円(1億5100万円の経常損失)、当期損失1億円(8600万円の当期損失)と、前年同期比で最終赤字の幅が拡大した。同期の省エネルギー関連事業は、売上高は2億8600万円(29.6%増)と増収だったものの、セグメント損失は1億6100万円(6300万円のセグメント損失)と損失が倍増した。一方、再生可能エネルギー事業は売上高2億4200万円(92.7%増)、セグメント損失400万円(7700万円のセグメント損失)と、増収にこぎつけ損失が縮小した。通期は全社で売上高22億500万円(23.3%増)を見込むが、営業利益、経常利益、当期利益は計上しない見通し。