IHIは11月14日、マレーシアに新会社「IHI SOLID BIOMASS MALAYSIA SDN.BHD.(本社・クアラルンプール)を設立したと発表した。新会社は同社の全額出資で設立され、同社が確立したパームヤシ空果房を低灰化したペレットに変換・量産する手法で、ペレットの製造販売と輸出を行う。この動きと並行し、同社はマレーシアの大手印刷会社Nextgreen Global Berhad(略称NGGB)、野村ホールディングスとパーム残渣の活用に関する協業を検討する覚書を締結した。この覚書で、同社はパームヤシ空果房から製造する製紙用パルプや、バイオマス燃料の生産過程で協業するための事業性評価を行う。また、NGGBが開発を目指している、パーム廃棄物を活用する環境配慮型工業団地「グリーン・テクノロジー・パーク」の開発で3者が協業できる可能性も検討する。
2018/11/16 ニュース
IHI、マレーシアにバイオマス燃料の製販現地法人を設立
2018/11/16
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2018/11/14
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