2018/11/19 ニュース
環境省、風力ゾーニング実証地域に3か所を選定

 環境省は11月15日、今年度の「風力発電に係るゾーニング実証事業」の2次公募で、対象地域を3か所選定したと発表した。選定されたのは、和歌山県、徳島県阿南市、福岡県北九州市のいずれも洋上となっている。2次公募は9月3日~10月12日の期間に募集し、審査委員会(座長/田中充・法政大学社会学部教授)が審査して選定した。選ばれた3か所では、今後3年間にわたり実証事業が実施される。同実証事業は、環境保全と両立した形で風力発電の導入促進を図るため、同省が策定したマニュアルに沿ってゾーニングマップを作成し、ゾーニングの実効性などを検証するもの。