出光興産は10月29日、徳山事業所(山口県周南市)で新たにバイオマス発電事業に参入する検討を始めたと発表した。徳山事業所は2014年3月、エネルギー供給構造高度化法のため石油精製機能が停止している。この跡地と既存の地域インフラを有効活用するため、、敷地内に出力5万kW、年間発電量3億6000万kWhのバイオマス発電設備を建設・運営する。燃料には、輸入した木質ペレットやパーム椰子殻を年間約23万t使用し、これを徐々に間伐材や製材端材などの国産材にシフトしていく。これにより、持続可能な森林づくりと林業の再生、地域振興などを目指す。同社は、バイオマス発電設備を運営する土佐グリーンパワー(高知市)と福井グリーンパワー(福井県大野市)に出資しており、実現すればこの案件が同社3か所目のバイオマス発電設備となる。
2018/10/29 ニュース
出光興産、22年度にも3か所目のバイオマス発電設備を稼動
2018/10/29
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