2018/10/25 ニュース
四国電力、小型EV開発のベンチャーに3億円を出資

 四国電力は10月19日、小型電気自動車(EV)の開発などを行うベンチャー企業FOMM(川崎市)に同日付で3億円を出資したと発表した。FOMMは、2014年に世界最小クラスの4人乗りEVを開発しており、タイ国のアマタナコン工場で量産試作車の製造を9月に開始した。2019年2月には「FOMM ONE」モデルの量産に入る予定という。FOMMのEVは、家庭で充電でき、専用のステーションでも交換できるカセット式バッテリーを採用している。また、独自の構造設計で、水害時には水に浮いて移動できる。同社はFOMMの将来性や、EVを通して新たな電力需要を創出する観点から今回の出資を決定した。同社がベンチャー企業に出資するのは、これが3度目となる。