農林水産省は10月19日、同省と内閣府、環境省など関係7府省が推進しているバイオマス産業都市で、今年度は5市町を選定したと発表した。11月7日には、この5市町にバイオマス産業都市の認定証を授与する。バイオマス産業都市とは、地域の特色を活かしたバイオマス産業を軸とした、環境にやさしく災害に強いまち・むらづくりを目指す地域を指す。平成25年度から関係7府省が認定と構築を推進してきており、今回選定された5市町と、主な事業内容は以下の通り
▽北海道稚内市(バイオガス発電、熱利用、下水汚泥の固形燃料化など)、北海道浜頓別町(バイオガス発電、熱利用、液肥化など)、▽北海道幌延町(バイオガス発電、熱利用、剪定枝や使用済み紙おむつの固形燃料化など)、▽兵庫県養父市(バイオガス発電 第1期・第2期、木質バイオガス発電など)、▽鳥取県北栄町(木質チップ製造、木質バイオマス発電と熱利用、バイオガス発電など)