旭化成は9月12日、同社延岡地区(宮崎県延岡市)の第3石炭火力発電所(出力3万4000kW)を天然ガス火力発電設備に更新すると発表した。出力はそのままで、石炭火力からガスタービンコージェネレーションに更新し、電力と蒸気を供給できるようにする。新設備は2022年に稼動する予定で、稼動により年間約16万tのCO2排出削減効果も見込まれている。燃料のLNGを供給するため、同社は今年12月を目途に合弁会社「ひむかエルエヌジー(宮崎市、仮称)」を設立する。この新会社は、同地区への天然ガス供給に必要なLNG基地や導管などのインフラ設備の設備、運営を行う予定。出資比率は▽宮崎ガス・51%、▽大阪ガス・34%、▽九州電力・7%、▽日本ガス・7%、▽同社・1%--となっている。この新会社が主導し、LNGタンク(容量6500kL)や内航船受け入れ設備などの設備を整備する。
2018/09/13 ニュース
旭化成、自社の石炭火力を天然ガス火力に更新
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