2018/09/05 ニュース
環境省、風力発電のゾーニング実証事業で2次公募

 環境省は9月3日、風力発電のゾーニング実証事業で実証を行う自治体の2次公募を始めた。今回は4団体程度を募集し、10月12日まで応募を受け付ける。同事業では、▽ゾーニングマップの作成、▽ゾーニングの実証、▽ゾーニングマップを基に、環境影響評価法に規定する計画段階配慮書と同等程度の環境情報、予測・評価が盛り込まれたゾーニング図書の作成、▽ゾーニング図書を活用し、環境影響評価手続の迅速化・効率化などゾーニングの実効性を確立する仕組みの検討--などを行う。初めて実施する団体、実績のある団体ともに応募が可能で、予算額は1件・1年当たり原則3000万円以内。ゾーニングとは、多数の環境情報などと関係者・関係機関による調整をもとに、風力発電の導入を促進し得るエリア、環境保全を優先するエリアを設定する手法を指す。応募する場合は同省のサイト(http://www.env.go.jp/press/105923.html)から応募様式をダウンロードし、記入して実施機関である日本工営(〒102-8539 東京都千代田区九段北1-14-6、TEL:03-3238-8384、E-mail:ml-zoning@n-koei.co.jp)に提出する。