2018/08/31 ニュース
東京都、下水処理設備で水素ステーションの整備事業者を募集

 東京都環境局は8月30日、下水処理設備の葛西水再生センター(東京都江戸川区)で、燃料電池バス用の水素ステーションを整備・運営する事業者の募集を始めた。初の都有地を活用する、「ホストシティTokyoプロジェクト」に係る案件で、同センターの敷地を一部活用して整備する。事業要件は、▽新設備は燃料電池バスの運行に支障がないよう年中無休とする、▽1日に20台以上受け入れる能力を持つ、▽1時間に15kgの水素を4台のバスに充填できる、▽2019年10月末に整備を完了し、11月に開設すること(ただし、設備能力が著しく向上する場合には、2020年2月末でも可)--などとなっている。応募は9月21日まで受け付け、9月28日には事業者が決定する予定。問い合わせは都環境局地球環境エネルギー部次世代エネルギー推進課(TEL:03-5320-7782)で受け付けている。