住友商事は8月28日、山形県酒田市で建設していたバイオマス発電設備「酒田バイオマス発電所」が23日に稼動したと発表した。新設備は同社の完全子会社、サミットエナジー(東京都千代田区)を通じ、サミット酒田パワー(酒田市)が運営する。発電容量は5万kWで、出力では山形県で最大、東北で最大級のバイオマス発電設備となる。燃料は、同社の生活資材・不動産本部を窓口として調達した国産の木質チップと輸入木質ペレットなどを使用する。このうち、国産木質チップは、山形県産を中心とした未利用材や林地残材などで燃料の約4割を占めるという。輸入燃料は国外から幅広く調達し、発電した電力はサミットエナジーを通じて需要家向けに外販する。サミット酒田パワーは、サミットエナジーが2012年12月、新設備運営のために設立した発電事業会社。
2018/08/29 ニュース
住友商事グループ、酒田市で5万kWのバイオマス発電設備を稼動
2018/08/29
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