2018/08/23 ニュース
MHPS、バイオマス発電設備に運転最適化技術を適用

 三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は8月21日、微粉炭・バイオマスを混焼する火力発電設備で、デジタルソリューションサービス「MHPS-TOMONI」の運用を始めたと発表した。導入したのは「相馬エネルギーパーク」(福島県相馬市)で、出力は11.2万kWとなっている。同社は石炭バイオマス混焼ボイラー、蒸気タービンなどを製作・供給し、今年3月に竣工した。MHPS-TOMONIには遠隔監視、異常予兆・早期検知ICTアプリケーションがあり、これらを組み合わせ導入した。また、脱硝触媒装置の余寿命診断、排煙脱硫装置や電気集じん機の運転監視機能などが加わっており、発電設備全体の運転最適化を志向している。中長期的には、運営会社の相馬エネルギーパーク合同会社(同)と連携しながら、各種アプリケーションを拡張する。MHPS-TOMONIの適用で、定期点検間隔の延長を含む運営管理の最適化、設備の運用改善、性能向上などが期待できるという。さらに、同社は今回の適用で、運用管理の高度化や自動自律運転を目指したデータ収集・解析法の開発を進める。これで、安定稼働・運用性の向上を実現するICTアプリケーションの充実につなげていく。