2018/08/21 ニュース
川崎重工、自社ガスタービンを用いたGTCC設備を初受注
 川崎重工業は8月20日、鹿島南共同発電(茨城県神栖市)から出力107MWのコンバインドサイクル発電設備(GTCC)を初受注したと発表した。新設備は自社製ガスタービン「L30A」3基、出力10MWの蒸気タービン発電設備などで構成される。同社の役務範囲は全体の設計、ガスタービンなど機器類の供給、土木建築などを含む建設工事一式。稼動は2020年夏頃の運転開始を予定している。鹿島南共同発電は、鹿島東部コンビナートのエネルギーセンターである鹿島南共同発電所の運営会社で、周辺工場に電気と蒸気を供給している。このため、新設備は、周辺工場からの需要に応じて電気と蒸気を供給できる機能を併せ持つという。