2018/08/17 ニュース
新潟県、胎内市の小水力設備を全面改修

 新潟県企業局は、県が運営する小水力発電設備「胎内第一発電所」(胎内市)」の更新実施設計を行う事業者の公募を実施している。参加表明書は8月21日まで受け付け、8月下旬に技術提案書の提出者を選定する。9月中旬には技術提案書を特定し、設計事業者が内定する見通し。同発電所は昭和37年10月に稼動し、最大出力は1万1000kW(通常時は1600kW)。立軸単輪単流渦巻フランシス式の水車などで構成するが、FIT制度を適用しその認定条件に合致させること、設備の老朽化が目立っていることなどから全面的に改修する。設計時、FIT制度は既設導水路活用型区分(5000kW以上、3万kW未満)を適用する。この案件では、基本設計・詳細設計だけでなく建屋や設備の石綿・PCBの有無を現地調査したり、建築意匠や設備設計、法令手続きと協議資料の作成なども含まれる。参加表明の受け付け・問い合わせは県企業局施設課建設室(〒950-8570 新潟県新潟市中央区新光町4-1 新潟県庁14階、TEL:025-280-5747、FAX:025-280-5753、E-mail:ngt300040@pref.niigata.lg.jp)で受け付けている。