2018/08/21 ニュース
庄内総合支庁、小水力発電設備2か所を相次ぎ竣工

 山形県庄内総合支庁は8月17日、平成26年度から建設していた2か所の小水力発電設備が竣工したと発表した。両設備は、農業用水路の流下水を利用した軸流プロペラ水車で発電する方式で、7月30日に稼動している。竣工した1か所目は「平津小水力発電所」(遊佐町小原田地内) で、最大出力は60.1kW、年間発電量は363MWhとなっている。2か所目は「日向川小水力発電所」(酒田市福山地内)で、最大出力は118kW、年間発電量は670MWh。両設備とも県が平成24年3月に策定した「山形県エネルギー戦略」に基づき整備された。