2013/06/07 ニュース
新潟県、再生可能エネルギーで約2万tのCO2排出量を削減
 新潟県は6月5日、平成21年3月に策定した新潟県地球温暖化対策地域推進計画の取り組み状況を公表した。それによると、平成24年度は再生可能エネルギーの導入促進を図った結果、1万9100tのCO2排出量を削減できたとしている。
 
 県では、温室効果ガス排出量が大きい家庭やオフィス、自動車などのCO2排出量を削減するため、計画策定と同時に13のリーディングプロジェクトを実施してきた。平成24年度は年間11万tの削減を目標に掲げ、再生可能エネルギーのほか電気自動車やESCO事業の導入促進を図った結果、約12.2万tを削減できた。再生可能エネルギー関連では、▽雪国型メガソーラー発電、東部太陽光発電所(出力2MW)の稼働、▽住宅、事業者での太陽光発電の導入促進、▽粟島でのスマートコミュニティ実証事業、▽バイナリー地熱発電の実証研究、などに取り組んだ。同計画に沿って、平成21年度は3万t、22年度は5.4万t、23年度は8万tと年々県内のCO2削減量は増えてきている。