2018/07/11 ニュース
北海道電力など、壮瞥町での地熱発電事業を断念へ

 北海道壮瞥町、北海道電力、九州電力は7月9日、同町の黄渓地域で実施してきた地熱資源調査を終了すると発表した。調査終了で計画していた地熱発電事業は断念する見通し。3者は平成28年5月に、地熱資源調査に関する協定を締結して黄渓地域で地表調査を行ってきていた。その結果、調査地域の周辺に温泉の存在などを示す兆候は見られたものの、地下に高温の地熱資源を示す兆候が確認できなかったため、調査を終了することを決めた。