2012/10/26 ニュース
岩谷産業、デンヨーと共同開発の小型非常用LPガス発電機発売

岩谷産業(東京・大阪、野村雅男社長)は今年2月より、発電機メーカーのデンヨー(東京、古賀繁社長)との共同開発による34KVAと20KVAの非常用LPガス発電機を販売しているが、新たに汎用性の高い小型タイプ(9・9KVAおよび12KVA)がラインアップされたのに伴い、17日より正式に予約販売を開始した。出荷は12月開始の予定。

 東日本大震災後、分散型エネルギーであるLPガスの有用性が認識されるなかで、非常用LPガス発電機の導入が全国各地で始まっているが、岩谷産業ではこれまでデンヨーと共同開発した、発電能力34KVA、20KVAの2種類を取り扱ってきたが、今回、発電能力を9・9KVA(単相3線式)および12KVA(三相3線式)とする、より汎用性の高い小型タイプの「非常用LPガス発電機」を発売することで、小規模の事務所や病院などの現場に適した提案および設備の導入が可能となるとしている。

 新機種の特長は、純国産発電設備で、高い信頼性と安心メンテナンス体制、密閉構造により超低騒音(65dB以下)、設置工事、運転操作、維持管理が容易(切替盤内臓、自己診断機能有)など。

  

    ※ 岩谷産業が予約販売を開始したデンヨー製「非常用LPガス発電機」