2018/05/31 ニュース
ユーラス、東北の風力事業計画2件で縦覧手続き開始
 ユーラスエナジーホールディングスは5月30日、「(仮称)笹森山風力発電事業」の環境影響評価方法書とその要約書を経済産業大臣に届け出たと発表した。同日に秋田県知事と由利本荘市長にも送付しており、方法書の縦覧手続きも開始した。同事業は、由利本荘市の小友峠を挟んだ南北の尾根一帯に、出力5万kW(2000kW~4000kW型機×約20基と想定)の風力発電設備を新設するもの。方法書は由利本荘市役所生活環境課など3か所で、6月29日まで閲覧できる。また、同社の特設サイト(http://eeh-development.com/sasamoriyama/pdf_1.html)で電子閲覧もできる。
 
 これと並行し、同社は「(仮称)釜石広域風力発電事業更新計画」の計画段階環境配慮書を同日、経済産業大臣に送付している。岩手県知事、遠野市長、釜石市長などにも送付しており、同日から岩手県沿岸広域振興局など6か所で縦覧手続きを開始した。同事業は、老朽化が目立つ既設設備「ユーラス釜石広域ウィンドファーム」の設備を更新するもの。岩手県遠野市を含む地域に、出力4万2900kW(4000kW型機×約19基と想定)を設置して既設設備を更新する。同計画の配慮書は6月29日まで閲覧できるほか、特設サイト(http://eeh-development.com/kamaishi-koshin/pdf_3.html)でも電子閲覧が可能