2018/05/31 ニュース
環境省、地中熱利用の空調システムで実証対象技術を募集

 環境省は5月29日、今年度の環境技術実証事業として、地中熱や下水などを利用したヒートポンプ空調システムで実証対象技術の募集を始めた。10月31日まで応募を受け付ける。この公募は、地中熱や下水などを熱源に、ヒートポンプで冷暖房を行うシステム全般の技術を検証するもの。実証技術は3単位あり、▽システム全体、▽地中熱・下水などの専用ヒートポンプ、▽地中の熱交換部--となっている。このうち「システム全体」は、夏季の実証試験が必須項目となるため、応募の受け付けは6月29日までとされる。受け付け期間内でも、応募状況次第では受け付けを終了する場合がある。応募・問い合わせは実証機関を務める地中熱利用促進協会(〒167-0051 東京都杉並区荻窪5-29-20 パシフィックアークビル5F、TEL/FAX:03-3391-7836、E-mail: geohpaj@geohpaj.org、URL: http://www.geohpaj.org/)で受け付けている。