2018/05/31 ニュース
山口県、水力発電設備故障で一時代替放流を実施

 山口県は5月28日、県営の水力発電設備である菅野発電所(周南市、出力1万4500kW)が24日に故障し発電を停止したと発表した。同発電所は、県営の菅野ダムで発電しており、故障のため同日に選択取水設備を通さないダム下部放流管からの代替放流が行われた。25日には故障箇所が判明したが、大掛かりな分解作業や取替部品の手配に時間を要する模様。県は故障原因を調査した上で、早期の復旧を目指すとしている。修理期間中は代替放流が続けられるため、河川の水温低下などで農作物や魚類への影響が懸念されている。