2018/05/21 ニュース
市場環境の悪化で太陽光関連の売上高60%減 フジプレアム

 フジプレアムが5月18日に発表した平成30年3月期連結決算によると、同期の業績は売上高102億8200万円(前期比19.9%減)、営業利益4億100万円(39.2%減)、経常利益4億100万円(43%減)、当期利益2億3700万円(572.6%増)の最終増益となった。このうち、太陽光関連を含む環境ビジネス部門は売上高14億6000万円(60.9%減)、営業損失3900万円(前期は6400万円の営業利益)と、大幅な減収減益に終わった。同期は自家消費型太陽光発電・蓄電池システムで新商品の開発・販売、メンテナンス市場開拓などを実施したが、太陽電池がFIT制度見直しと電力買い取り価格の低下などで価格競争が激化。OEM供給品も生産拡大を志向しているが、市場環境が悪化した影響を大きく受け、振るわない結果となった。今期は全社で売上高110億200万円(7%増)、営業利益5億3900万円(34.1%増)、経常利益6億1400万円(52.8%増)、当期利益3億3700万円(41.7%増)と増収増益を見込む。