電源開発は4月27日、年内の着工予定で進めていた高砂火力発電所(兵庫県高砂市、25万kW×2基)の設備更新計画を断念すると発表した。設備更新後、電力を供給する関西エリアで電力需要の減少が見込まれていることなどが理由という。このため、目的の電力供給力を増強する意味が薄れ、事業環境や事業性を再評価し計画の中止を決めた。同設備は、1号機は1968年、2号機は1969年にそれぞれ稼動し、老朽化が目立ってきていた。計画では、設備更新で出力を120万kW(60万kW×2基)に引き上げ、新1号機は2021年度に、新2号機は2027年度以降に稼動させるはずだった。
2018/05/07 ニュース
電源開発、高砂火力発電所の設備更新を断念
2018/05/07
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2018/05/01
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