積水化学工業は4月23日、連結子会社のエナックスが製造するフィルム型リチウムイオン電池(LiB)の製造能力を増強すると発表した。エナックス中部事業所(愛知県常滑市)で、約40億円を投じLiBの製造能力を約1万棟分(増設後の合計製造能力)に引き上げる。増強する製造設備では、主に住宅向け単電池を製造し、増強後の製造設備は2019年度下期の稼動を予定している。製造設備の新設と同時に、同社のつくば事業所とエナックス中部事業所に分散していたLiBの製造工程をエナックス中部事業所に集約する。同社は今後、京セラと連携して、住宅用蓄電システムの製品バリエーションの拡大を検討する。さらに、新築向けだけでなく、2019年以降FIT適用が終了するPV搭載邸のお客様に向けた拡販も進める。
2018/04/25 ニュース
積水化学、子会社のフィルム型電池生産能力を増強
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