中部電力は4月23日、中部大学(愛知県春日井市)と風力発電所用の落雷検出装置を共同開発したと発表した。新製品は昭電(東京都墨田区)が6月に発売する。新製品は、風車のタワーに3個の磁界センサーを取り付け、落雷で発生する磁界の大きさと方向から、落雷を特定するもの。従来のロゴスキーコイル型と比べ、約3分の1~10分の1のコストで設置できる。両者が2017年10月~2018年3月に実際の風車で実施したフィールド試験では、8回中8回とも実際の雷で正しく動作したという。構造が単純なため、稼働中の風力発電設備にも後付が可能。また落雷の検出により、点検する風車が事前に分かるため、洋上風力発電設備でも点検時間を削減できるなどの特長がある。
2018/04/25 ニュース
中部電力ほか、風力発電所用に落雷検出装置を開発
2018/04/25
2018/04/23
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