2018/04/20 ニュース
MHPS、インドネシア向けに9.7万kWの自家発設備を受注

 三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は4月18日、インドネシア向けに蒸気タービン発電設備一式を受注したと発表した。同国の紙・パルプ製造大手APRILグループ傘下のPT.Riau Andalan Pulp&Paperが、スマトラ島リアウ州で運営する紙・パルプ工場向けに受注したもの。新設備の出力は9万7000kWで、ボイラー、蒸気タービン、発電機などを中心に構成される。納入する蒸気タービンには、発電用として大気圧以上の高圧蒸気と同時に低圧蒸気も併給できる背圧タービンを供給する。同社は蒸気タービンと発電機、オイルユニット、計装制御関連機器などの製造・供給を請け負う。また、技術者を派遣し機器の据え付け、試運転指導も行う。同社はこれまで、今回の客先に蒸気タービン発電設備を3基納入してきている。今回の商談も、これまでの実績と納入した設備の稼働状況が評価され、受注に結びついた。