ヤンマーはこのほど、今年2月~3月に実施した舶用燃料電池システムの実験結果を国交省に提出したと発表した。海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所(海技研)、日本船舶技術研究協会との3者で、国土交通省から受注した「水素燃料電池船の安全ガイドライン策定のための調査検討事業」の一環として提出したもの。実験では60kW級舶用燃料電池システムを搭載したFRP製実験船「神峰」を製作して行った。電池システムはBallard Power Systems Inc(本社カナダ)製のモジュールを搭載した。実船試験では、燃料電池システムと渦潮電機製のリチウムイオン電池システムを実験船に搭載し、燃料電池システムや、燃料電池船に搭載する蓄電池システムに求められる安全要件の妥当性を確認した。同社は今後、水素燃料電池船の実用化を見据えた電池システムの高出力化や、軽量化を目指した研究と実証試験を継続する。
2018/04/06 ニュース
ヤンマー、舶用電池システムの実験結果を国交省に提出
2018/04/04
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