2018/04/04 ニュース
電源開発、北海道で水力設備更新工事を着工

 電源開発は4月2日、新桂沢水力発電計画の建設工事を北海道三笠市で始めたと発表した。熊追発電所(同)をかさ上げし、設備を更新して出力を4900kWから5100kWに増強させる一方、既設の桂沢発電所(同、出力1万5000kW)を廃止。新設備「新桂沢発電所」(1万6800kW)を新設する。熊追発電所は4月1日に着工し、2022年4月の稼動を目指す。新桂沢発電所は2019年4月に着工する予定で、2022年6月の稼動を予定している。今回の計画は、国土交通省北海道開発局が実施する幾春別川総合開発事業の一環で、桂沢ダムの治水機能を向上するためのかさ上げに伴って行われる。