2018/04/04 ニュース
青森県で12.4MWのバイオマス発電設備を稼動 住友林業ほか

 住友林業は4月2日、同社などが設立した八戸バイオマス発電(青森県八戸市)の発電設備が1日に稼動したと発表した。新設備の発電端出力は12.4MWで、林地未利用材やパームヤシ殻などを年間約13万t燃料に使用する。発電燃料は新主に青森県三八・上北・下北地域の間伐材や周辺鉄道沿線の鉄道林などを地元関係者の協力を得ながら集荷する。また、パームヤシ殻はみちのくバイオエナジー(同)から全量を調達するという。八戸バイオマス発電は同社(出資比率52%)、住友大阪セメント(30%)、東日本旅客鉄道(18%)が出資して設立した発電事業会社。