2018/03/09 ニュース
東北電力、インドネシアで海外の地熱発電事業に初参画

 東北電力は3月7日、インドネシア・南スマトラ州の地熱発電事業「ランタウ・デダップ地熱発電事業」に出資参画すると発表した。この事業は、南スマトラ州に総出力9.84万kWの地熱発電設備を建設し、発電する電力をインドネシア国有電力会社に30年間売電するもの。新設備の稼動は2020年後半を予定している。同社は、6日付で同社の海外投資子会社であるトーホク・パワー・インベストメント・カンパニー(TPIC)を通じ、同事業の持分10%を取得した。この持分は、TPICが同事業に出資している丸紅の子会社と株式売買契約を締結して取得したという。同社が海外の地熱発電事業に参画するのは今回が初めてで、2020年度には海外案件で 持分出力60万kWの確保を目指す。