2018/03/07 ニュース
三菱重工グループ、川崎市でごみ焼却発電設備更新を受注

 三菱重工業は3月5日、グループ会社の三菱重工環境・化学エンジニアリング(横浜市、MHIEC)が、川崎市から一般廃棄物処理施設「橘処理センター」(高津区)の建て替えを受注したと発表した。大成建設と共同で受注したもので、同社の受注額は298億円という。新設備は処理能力200t/日のストーカ炉3基と発電設備で構成され、完成・引き渡しは2023年9月を予定している。旧設備は稼働後約40年が経過して老朽化が進み、焼却炉は2014年度末、粗大ごみ処理施設は2015年度末にそれぞれ停止した。両社は旧設備の解体・撤去工事から始め、その後新設備の建設に着手する。