2018/03/02 ニュース
大阪ガス、エネファーム新機種で総販売数10万台目指す
 大阪ガスは3月1日、家庭用固体酸化物形燃料電池「エネファーム」の累計販売台数が8万台を突破したと発表した。2009年6月の発売以来、家庭向けの需要が伸長するなどで販売台数が好調に推移した。同日に同社はエネファームtype Sの新機種を4月に発売すると発表しており、この新機種も含め総販売数10万台の早期達成を目指す。新機種の希望小売価格は、燃料電池ユニットに熱源機とリモコンをセットしたものが168万円、発電ユニットとリモコンのセットが132万円となっている。新機種の発電効率は53.5%で、従来の給湯暖房システムと比べると、年間の光熱費を約11.3万円、CO2排出量を約2.4t削減できるという。また、運転で蓄えられた余剰電力は同社が買い取り、従来機種では年間約5000円だった余剰電力買取のメリットが、約7000円に向上するという。