三菱重工業は2月21日、グループ会社の三菱重工サーマルシステムズ(東京都港区)と中部電力が工場向け空気熱源循環加温ヒートポンプ「Q-ton Circulation」を共同開発したと発表した。 新機種は加熱能力が最大50kWで、国内で初めて地球温暖化係数(GWP)従来の約10分の1となる冷媒「R454C」を採用している。同時に二段圧縮冷凍サイクルの採用で運転効率を高め、室外温度マイナス20℃~43℃の範囲で75℃の温水を供給できるようにした。さらに冷凍サイクルの最適設計で、工場用ボイラーから設備を更新する場合、年間ランニングコストを約67%削減可能とした。このほか、三菱重工サーマルシステムズのサービス「M-ACCESS」に対応する予定で、このサービスでは機器を24時間監視し、不具合発生時に迅速なアフターサービスを提供する。
2018/02/23 ニュース
三菱重工・中部電力、循環加温ヒートポンプを共同開発
2018/02/23
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