日立化成(東京都千代田区)は2月22日、Ionic Materials, Inc.(本社・米マサチューセッツ州)に出資したと発表した。今回の出資は両社での研究開発を推進するためで、同社は今後Ionic Materialsの技術を活用し、全固体電池向け負極材の開発も視野に入れながら、次世代材料の研究を進める。Ionic Materialsは、全固体電池のキーパーツとされる樹脂系の固体電解質の開発・製造などを行っている。この固体電解質は、従来のリチウムイオン電池の電解液と同等のイオン伝導度を持ち、大容量の全個体電池開発につなげられる可能性がある。同社はこうした点に着目し、今回の出資を決定した。
2018/02/23 ニュース
日立化成、米国の全固体電池部材メーカーに出資
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