2018/02/15 ニュース
系統連系の遅れなどが足を引っ張り当期損失 省電舎HD

 省電舎ホールディングスが2月14日に発表した平成30年3月期第3四半期連結決算によると、同期の業績は売上高6億8400万円(前年同期比46.8%減)、営業損失2億3600万円(前年同期は5000万円の営業損失)、経常損失2億4200万円(4500万円の経常損失)、当期損失1億5300万円(5400万円の当期損失)と前年同期比で赤字幅が拡大した。同期の省エネルギー関連事業の売上高は3億6700万円(98.7%増)と好調だったが、セグメント損失は8900万円(100万円増)と営業損失を計上した。再生可能エネルギー事業も、売上高は3億1600万円(71.3%減)、セグメント損失は1億3700万円(3500万円のセグメント利益)と大幅な減収減益となった。太陽光発電設備で、系統連系が予定より遅れて第4四半期にずれ込んだ案件があったことなどが逆風となった。通期は全社で売上高29億5500万円(65.5%増)、営業利益9800万円、経常利益9200万円、当期利益5200万円を見込んでいる。