三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は2月9日、タイで総出力530万kWのガスタービンコンバインドサイクル(GTCC)火力発電設備を受注したと発表した。同国のIPP大手ガルフ・エナジー・デベロップメントと、三井物産の合弁会社が進めている案件向けのもの。設備は同社の最新型ガスタービン「M701JAC」8基で構成される大規模なもので、チョンブリー、ラヨーン両県に建設される。稼働は2021年、2023年の予定で、発電する電力はタイ電力公社に売電される。1か所あたり4系列の構成で、同社はガスタービン、蒸気タービンなどを製作・供給し、発電機は三菱電機が供給する。同社は2011年に、ガルフ・エナジーから同様の設備を受注しており、その実績が今回の商談で有力な評価材料となった。東南アジアでのM701JACの受注は今回が初めてとなる。
2018/02/13 ニュース
タイで530万kWの超大型GTCC建設を受注 MHPS
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